ヒマラヤ北縁でチベット系と草原系が混ざり合った約1300年の歴史
インド・ヒマラヤ北縁の古代人と現代人を分析した研究です。古代から現代まで主にチベット関連の祖先を持ち、高所適応変異の源と考えられます。約1300年前以降の全個体に草原関連祖先が加わり、現代人には南アジア低地の祖先も見られます。混血と連続性が交錯する動的な歴史が明らかになりました。
本サイトにはヒマラヤ北縁の10サンプルが登録され、Y染色体は4例が解読されています。内訳はD-Z31584が2例、D-Z31599が1例、D-TY528105が1例です。母系はU4a、M52a1b、B4a4、F1b1cが各2例、U7a2とM9a1a1c1b1aが各1例で、多様な系統が共存しています。
ヒマラヤ北縁の祖先構成はチベット系を基盤に、草原系や南アジア低地系が時代とともに加わったことがわかります。自分のY・mtDNA系統がこの地域の動的な混血史とどう関わるか考える手がかりになります。
地図タイル: TheYtree · 点の大きさ = サンプル数
| ハプログループ | サンプル | |
|---|---|---|
| D-Z31584 | 2 | |
| D-Z31599 | 1 | |
| D-TY528105 | 1 |
| サンプル | Y-DNA | mtDNA | 文化 / 時期 |
|---|---|---|---|
| Sanglung_L1L2 | D-TY528105 | U4a | · 1,392-1,312 BP |
| Tashigang_L1 | D-Z31599 | U4a | · 1,245-1,072 BP |
| Kibber_L1only | D-Z31584 | F1b1c | · 1,263-1,062 BP |
| Kibber_L1 | D-Z31584 | F1b1c | · 1,263-1,062 BP |